行動の結果、その効果。
思えば何も考えずに、感覚のまま生きてきた人生であった。
なんとなくの延長線上。
思考はしていた、ただし恐れや未知による不安を覆い隠す事限定の思考だった。
好奇心や無配慮による自分の行動の結果に訪れるであろう、効果については思考した事はほぼ無いと断言していいだろう。
俺は僕は、そして私は完全に未熟であったのだ、いや今もそうだ恐らくは。
少し前に、愛とは何かと考える機会があった。
私に取って愛とは、厳しさであり、そしてまたマネーであった。
極めて現実的な愛であった。
だが、別に良い。
大した問題じゃあない。
これからはそれすらも考慮に入れて行動すれば良い。
過ぎた事は仕方がないし、動き始めたものは防ぎようもない。
ただ、自分の思うように生きる為には多少の度量と度胸も必要なのだと、今更ながら意味もなく実感をしてしまうのだ。
いくつかの経験といくつかの観測を元に導き出したこの回答は恐らく今の自分にとって、これからの自分にとって必要なものなのだろう。