感覚的な問題
自分は常々感覚的な人間だなあと思う。
特に理由を上げろといわれると無理なんだけれども。
良く分からないのだけれども。
意識の問題と、認知能力の問題。
現実の空間認識能力と、感覚の空間認識能力。
たとえ手足が増えたとしても、いきなりいつも使っている通り自由には動かせないように。
補助輪付きの自転車に乗り始めたばかりの子供がロードレーサーで走れないように。
こういうのは結局感覚の問題でしかない。
出来るか、出来ないか。
練習して慣れていくしかない事もある。
階段を登るには一段ずつしか登れないように。
感覚的な問題である、そう、感覚的な問題。
そうして頭の処理速度、優先順位と関連付け。
全ては結局簡単なモノなんだよ、慣れてないから出来ないだけなんだ。
慣れればできる、けれども慣れるまでは大変だ。
慣れるというのは壁を壊すようなものだと思う。
壁を壊すと世界が広がる。
そうして壊れている壁は、壊したことのある壁は、人によって違うのだ。
どの壁が壊れているか、どの壁を壊すべきか、どの壁を優先的に壊すべきか。
逆にどの壁を壊さなくていいのか。
そんな、感覚。