灼熱の小早川さん。
久しぶりに気分が乗っているので好きな人について語ってみる。
好きと言っても好きな作者さんというくくりで。
彼の作品は、日常を丁寧に描いた、丁寧な作品が多いと思う。
エロゲにしても、ラノベにしても。
読んだ作品数は……、いくつぐらいだろうか。
家計とクロスチャンネルと、イマ。
ユメミルクスリは企画だけだったような。
最後の戦い、と、衰退しましたは一巻だけ。
小早川さんはさっき読み終わった。
少なくとも、突飛な世界観だとか、キャラ設定だとかそういった作風の方ではない。
十八分割も、英霊も、固有結界も、unlimited blade worksとかも出てこない。
何か妙なこだわりのある銃器説明もないし。
確か、滅多に人死にも出無い、内臓ぐちゃあも無かったし、ヒロインやら女の子が悲惨な目にあうようなこともあまり無かったように思う。
人間関係を丁寧に書いてる人だと思う。
だから好きだ。
人間関係を拒絶していた、している人間にとっては、
実に居心地がいい世界を作ってる人だと思う。
多分、分からない、分かっていない人間を描写するのが上手いんだと思う。
世界から線を引いて距離をとってる人を上手く書いている。
家計も、クロスチャンネルも、最後の戦いも、小早川さんも、
普通の人達から距離を取ってる人たちのことを書いている話だ。
距離をとる理由は様々である。
書くのめんどいから省くがまあ、色々である。
色々あるから、色々あって、色々あるんだ。
それでいい、それでいいんだけれども。
小早川さんが紐ビキニを着た理由やら地鶏をブログに晒し始めた承認欲求やらの説明を詳しくして欲しかった、
いや、いらないんだけれども。
そういう描写を最後に入れたことで、何か特別系だった小早川さんが一気に身近になったような違うような。
匿名でやっている行為と、記名付きでやっている行為。
それの違い。
まあ、誰でもあることなんだろうけれども。
自分が当たり前のようにやっている行為を、
「誰々さんが○○をやっています」
と明記されると何かなんともいえない気持ちになるよね。
そんなこんなで文章化終了。